プチ恐怖体験
あれは先週の土曜日、一人で八海山スキー場に行った帰り道のことでした。
交通費をケチる、じゃなかった節約するために、まだまだ自宅へは遠いのに関越道赤城ICで降りた後の出来事でした。片側1車線の対面通行の国道353号線をひたすら走ります。制限速度は40km/hの区間が殆どのところ、70km/h弱で走ってました。私が先頭を走る形で後ろに4~5台ついて来ている、という感じでした。 ふとミラーを見ると、一台後方からすごい追い上げをしてくる車があり、がんがん追い越しをかけてきます。その車は、直ぐに私の後ろに割り込んできました。その時点の道は、ブラインドコーナーが続く区間で、そこを抜ければちょっと直線があります。 「急いでいるんだなぁ」と思い直線でパスさせてやろう、と思った瞬間、道端に生垣がありまったく先が見えない右コーナーで追い越しをかけてきました。対向がいるか全く分からない状態で、です。もし、対向がいれば即アウト状態。対向車が来ないことを祈りつつ、並んでいたくないので即効で減速するしかありません。 追い越していった車は平成5年前後位の古いハイラックスサーフで、ナンバーは群馬301でした。群馬ナンバーの3ナンバーが301になったのは最近なので、おそらく若いアンちゃんが買ったばかりの車をイケイケドンドンで運転していたのでしょう。 その後も、対向車が視界にあろうがお構いなしに追い越しをかけていきます。対向車が避けてくれる、と思っているとしか思えない走り。こんなヤツもいるのか、と怒りよりも恐怖を覚えてしまいました。 もしも、コーナーの途中に対向車線から出てきた車がいたら、避けようがありません。まして相手がハイラックスサーフで比較的大きい車なので、軽や乗用車が衝突したらひとたまりもありません。 こんな運転を平気でする輩に対向車として遭遇したら、どうやって避ければいいか??、真剣に考えてしまいました。答えは・・・、現時点では分からないです。 このまま放っておくのも危険だしとりあえず警察にでも通報してやろうか?と少したってから思いましたが、肝心のナンバーが記憶できていない・・。まあ、警察に通報したとしても警察も動きようもないでしょうけど。一番効果的なのは、運転者を引きずり下ろしてやるべきなんでしょうが、そんな根性ないし・・・。 そして、追い討ちをかけるように悲しいことが・・・。そのハイラックスサーフは背面タイヤにキャリアをつけてあり、スキーが刺さってました。その板を見てため息が・・・。見れば一発で分かる「サロモン1080モーグル」です。里谷多英選手がトリノで履き、今年も上野修選手なんかも履いているモデルでした。 モーグルの板なんて好きな人しか買わないハズなんで、モーグル好きな人がこんな自分勝手な運転してしまうとは・・・。でも、コブ斜でもイケイケドンドンでかなりスルドい滑りをするのであろう、という事で、一体どれだけの滑りをするのか非常に興味を持ってしまいました。 ちなみに、どんなヤツが運転していたか、分かりませんでした。
by zeo-m
| 2007-03-14 03:58
| のりもののはなし
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